【今回はウクライナ問題を踏まえたエネルギーの現状をテーマ6本】
・今回は、常葉大学 名誉教授で、NPO法人国際環境経済研究所副理事長兼所長の山本隆三さんによる【解説編】です。
・山本先生は言わずと知れたエネルギーの専門家。元商社マンだったことに加え、その後大学教授に転身され、学生や一般人の疑問に応えるノウハウを身につけられた。現実的なエネルギーの現状解説が身上。多くの専門家の中にあっても特に分かりやすい説明に定評がある。

【エネルギー危機の2つの要因】

(1) 〜物価上昇を引き起こしたエネルギー価格~
(2) ~化石燃料価格推移~

【エネルギー覇権の変遷】

(3) 〜自給率の推移〜
(4) 世界は脱ロシアを目指す
(5) 世界は脱中国も大事 〜中国依存の再生可能エネルギー〜
(6) 温暖化と水素 〜脱炭素〜

【プロフィール:山本隆三(やまもと・りゅうぞう)】
・常葉大学 名誉教授、NPO法人国際環境経済研究所副理事長兼所長
・香川県生まれ。京都大学工学部卒、住友商事入社。石炭部副部長、地球環境部長などを経て、2008年、プール学院大学(現桃山学院教育大学)国際文化学部教授に。2010年富士常葉大学(現常葉大学)経営学部教授。2021年常葉大学名誉教授。
・財務省財務総合政策研究所「環境問題と経済・財政の対応に関する研究会」、産業技術総合研究所「ベンチャー評価委員会」、経済産業省「産業構造審議会環境部会地球環境小委員会 政策手法ワーキンググループ」委員、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価レポート査読者などを歴任。
・現在、経済産業省「JCM実現可能性調査(FS)採択審査委員会」委員、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構「二国間クレジット制度(JCM)等を活用した低炭素技術普及促進事業審査委員会」委員・技術委員、静岡県「ふじの国未来のエネルギー推進会議」委員、日本商工会議所及び東京商工会議所「エネルギー環境委員会」学識委員 、アジア太平洋研究所「エネルギーシステム研究会」委員、電気協会「これからのエネルギー委員会」委員、NPO法人国際環境経済研究所副理事長兼所長などをつとめている。
・月刊誌「エネルギーレビュー」、「Wedge/Online」、旬間「EPレポート」での連載、また報道番組、書籍を通じ、エネルギー・環境政策に関する言論活動も活発に行っている。
著書は『企業の意思決定のためのやさしい数学』(講談社プラスアルファ新書)、『図解外国企業・海外事業の仕組みと常識』(講談社プラスアルファ新書)『温暖化対策と経済成長の制度設計』(共著、頸草書房)、『経済学は温暖化 を解決できるか』(平凡社新書)、『夢で語るな、日本のエネルギー』(共著、マネジメント社)、『脱原発は可能か』(エネルギーフォーラム新書)、『いま「原発」「復興」とどう向き合えばいいのか』(共著、PHP研究所)、『激論&直言日本のエネルギー』(共著、日経BP社)”Environmental Policies in AsianCountries”(共著、World Scientific社)『電力不足が招く成長の限界』(エネルギーフォーラム)、『SDGsの不都合な真実』(共著、宝島社)、『間違いだらけの エネルギー問題』(Wedge社)、『メガソーラが日本を救うの大嘘』(共著、宝島社)。