【今回のテーマは「エネルギッシュ対談」有馬純×大高未貴】
今回は、東京大学 特任教授の有馬純さんにお話を伺います。有馬さんは、地球環境問題のスペシャリスト。ただご本人は地球温暖化のメカニズムを研究する研究者ではなく、国際舞台で地球温暖化に対する取り組むための世界各国とルールメイクを話しあう「交渉人」であったとのこと。地球温暖化を抑制するとか、環境を守ると聞くと、誰も反対できない空気感に覆われるのですが、国際舞台はなかなか厳しい真剣勝負の戦場だったようです。本音トークをしかと伺ってみましょう。
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(1) <地球環境問題について>1/3
(2) <地球環境問題について>2/3
(3) <地球温暖化問題について>3/3
【プロフィール:有馬純(ありま じゅん)】

- 東京大学公共政策大学院 特任教授
- 1982年 東京大学経済学部卒、通商産業省(現経済産業省)入省、経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部参事官、国際エネルギー機関(IEA)国別審査課長、資源エネルギー庁国際課長、同参事官等
- 2008~2011年 大臣官房審議官地球環境問題担当。COPに過去17回参加
- 2011~2015年 日本貿易振興機構(JETRO)ロンドン事務所長兼地球環境問題特別調査員
- 2015年8月〜 東京大学公共政策大学院教授、21世紀政策研究所研究主幹、経済産業研究所(ERIA)コンサルティングフェロー、アジア太平洋研究所上席研究員、東アジアASEAN経済研究センター(ERIA)シニアポリシーフェロー、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書執筆者
- (著書) 「私的京都議定書始末記」(2014年:国際環境経済研究所)、「地球温暖化交渉の真実―国益をかけた経済戦争―」(2015年:中央公論新社)、「精神論抜きの地球温暖化対策-パリ協定とその後-」(2016年:エネルギーフォーラム社)、「トランプリスク-米国第一主義と地球温暖化-」(2017年:エネルギーフォーラム社) 「亡国の環境原理主義」(2021年:エネルギーフォーラム社)、「エコファシズム―脱炭素、脱原発、再エネ推進という病」(共著 2022年:育鵬社)
【プロフィール:大高未貴(おおたか・みき)】
- ジャーナリスト
- フェリス女学院大学卒業。世界100カ国以上を訪問。チベットのダライラマ14世、台湾の李登輝元総統、世界ウイグル会議総裁ラビア・カーディル女史、パレスチナガザ地区ではPLOの故アラファト議長、サウジアラビアのスルタン・ビン・サルマン王子などにインタビューする。またアフガン問題ではタリバン全盛の98年にカブール単独潜入し、西側諸国ではじめてアフガン崩壊の予兆を報道。
- 習近平のジェノサイド 捏造メディアが報じない真実』WAC出版『『日本を貶める「反日謝罪男と捏造メディア」の正体』WAC出版 『日韓”円満”断交はいかが?女性キャスターがみた慰安婦問題の真実』(ワニ新書)、『ISIS残虐支配の真実』(双葉社)、中国・西安発 イスタンブール行き 女一人1万2千キロ シルクロード横断紀行『冒険女王』(幻冬舎文庫)など著書多数。
- 連載『曹友』陸上自衛隊駐屯地取材、『WILL』など