【今回のテーマは「東京の地下に、高圧変電所?!」】
・今回は鈴木光司が、新豊洲にある東京電力パワーグリッド株式会社の「新豊洲変電所」を訪ねました。
・電気は発電するだけでは役にたったとは言えません。電気を欲するところ(需要家等)に運んで初めて役立つものです。つまり、遠隔地にある発電所からいかに効率的に電気を運ぶかに技術的ポイントがあります。電気が生まれた時は、1万数千ボルト~2万数千ボルトの電圧なのに対して、50万ボルトまで昇圧し、しかもここ新豊洲変電所にはその高電圧の電気を受けた後、27万ボルトや6万6千ボルトに減圧して、次の変電所に送っています。日頃あまり気にしていない電気の通る道には、変電所がありますが、今回は都市部に作られた高電圧の地下変電所にスポットを当ててみました。
・鈴木光司がどこまでルポできるかに注目です。
(1) (東京の地下に、高圧変電所?!)~新豊洲変電所の巻<その1>~
(2) (東京の地下に、高圧変電所?!)~新豊洲変電所の巻<その2>~
(3) (東京の地下に、高圧変電所?!)~新豊洲変電所の巻<その3>~
(4) (東京の地下に、高圧変電所?!)~新豊洲変電所の巻<その4>~
【プロフィール:河野 一彦(こうの かずひこ)】
・現職:上野支社墨東制御所変電保守グループ
・1957年生まれ、東京都港区出身
・1976年(昭和51年)に東京電力に入社後、変電所の保守・監視制御を主に携わってきた。2005年(平成17年)新豊洲変電所に着任し、多くの見学のお客様を迎え、50万ボルト地下式変電所の設備・運用について、分かりやすく説明している。2016年(平成28年3月末)新豊洲変電所の無人化により、現職の墨東制御所変電保守グループへ異動となり、引き続き、変電所の保守とお客様の見学対応をしている。長年にわたる国内外のお客様、約25000人以上の方々のご案内をし、変電設備・電気の流通へのご理解を頂く活動を継続中。
・資格等:危険物取扱者乙種四類 出身地の消防団活動により「都知事表彰」「消防総監賞」「港区長賞」を受賞。
・趣味:ドライブ、旅行、柴犬大好き。
【プロフィール:鈴木光司(すずき こうじ)】
・1957年静岡県浜松市生まれ。静岡県立浜松北高、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。 大学卒業後は子育ての傍ら、自宅で学習塾を開き1人で全教科を教えながら小説を執筆。
・1990年の『楽園』で、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し作家デビュー。1万年という時を超えた男女の愛を描く壮大なスケールを描いた。 『リング』は横溝正史ミステリ大賞最終候補まで残り、映像化され、ホラーブームの火付け役となった。その続編となる『らせん』は1995年、第17回吉川英治文学新人賞を受賞した。
・『リング』『らせん』は映画化され大ヒットし、リングシリーズとして『リング2』、『リング0 バースデイ』が製作され、『リング』はのちに米国で『ザ・リング』としてリメイクされ話題となった。同じく『仄暗い水の底から』も映画化され、こちらも米国で『ダーク・ウォーター』としてリメイクされている。2008年12月『リング1』シリーズ以来の長編サイエンス・ホラー『エッジ』を刊行。2013年7月『エッジ』が「シャリー・ジャクスン賞」(長編部門)を受賞。
・趣味は、体を鍛えるのとヨット。ヨットでは世界の海、例えば、地中海、南大西洋、インド洋といった大海等にも挑戦し、航海を果たしている(継続中)。 2人の娘の結婚式では、自ら司会を行い、カワイイパパぶりも発揮。その一方で「家族を守る、強い父」という男の生き方も実践中である。