【今回のテーマは「市民社会とエネルギー政策の関係について」】

  • 今回はキヤノングローバル戦略研究所の渡辺凛さんに、市民社会とエネルギー政策との関係についての考察を【解説】頂きます。
  • 渡辺さんは、大学生の時から、エネルギー政策といった公益に寄与するプロジェクトを進めていくに当たり、個人や立地自治体の利害関係者との折り合いの付け方が、国や事業者側の何が問題なんだろうとの疑問を持ち、ビックプロジェクトを進めていく上での共通の問題を整理し、どの様な過程が必要となるものかを研究してこられました。
  • 渡辺さんがどの様に分かりやすくこの問題について解説頂けるかが注目です。

(1) エネルギー政策は、なぜ社会全体の問題と考えられるのか!?
(2) 「市民参加」において重要なことは意思決定への関与!?
(3) 物事を100%『科学的に』『合理的に』決めることはできない!? part1
(4) 物事を100%『科学的に』『合理的に』決めることはできない!? part2

【プロフィール:渡辺 凛 (わたなべ・りん)】

  • 2019年に東京大学大学院・工学系研究科の博士課程を中退後、アジア太平洋エネルギー研究センターで研究員となり、結婚・出産を経て、2022年よりキヤノングローバル戦略研究所・研究員。
  • 学生時代から関わりのある日本原子力学会の学会誌編集委員会で編集委員を務めるほか、2023年からは日本原子力研究開発機構の外部有識者レビュー委員となる。